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鉄道ピアノ音楽大全 / Railway on the Keyboard


出演:  後藤國彦 [ ピアノ ] ・萩生哲郎[ピアノ連弾]

日時:  2018年
    11月30日(金曜日)午後7時開演(午後6時30分開場)
    12月 1日(土曜日)午後5時開演(午後4時30分開場)

場所:  両国門天ホール

料金:  要予約 3,000 円(全自由席)

問合せ・予約:  Music in Motion [ ごとう ]
phone:  046-871-3835
e mail:  mkgoto@wing.ocn.ne.jp

主催:  Music in Motion

 

プログラム:

Arthur Clifton アーサー・クリフトン
The Carrollton March - performed at the ceremony of commencing the Baltimore & Ohio Railroad on the fourth of July, 1828 (1828)
ボルティモア-オハイオ鉄道開通記念「キャロルトン行進曲」(1828)

Hans Christian Lumbye ハンス=クリスチャン・ロンビ 
Copenhagen Steam Railway Galop (Kjobenhavns Jernbane-Damp-Galop) - for the opening of the first Danish railway in 1847, between Copenhagen and Roskilde (1847)
デンマーク鉄道開通記念「コペンハーゲン蒸気機関車ギャロップ」(1847)

Carl Czerny カール・ツェルニー
Railway Variations (Eisenbahn Variationen) (ca 1840)
「鉄道変奏曲」op. 431 ~ヨハン・シュトラウス1世のワルツ「鉄道の愉しみ」(1837)による (ca 1840)

Charles Valentin Alkan シャルル=ヴァランタン・アルカン
The Railway (Le Chemin de Fer) (1844)
「鉄道エチュード」op. 27 (1844)

Joachim Raff ヨアヒム・ラフ
Railway Journey (Eisenbahn-Fahrt) (1870) (piano duet)
「鉄道旅行」op. 160-2 (1870)  (ピアノ連弾)

Scott Joplin スコット・ジョプリン
Great Crush Collision March - for the Missouri-Kansas-Texas Railway (1896)
ミズーリ=カンザス=テキサス鉄道のための「クラッシュ大衝突行進曲」(1896)

Percy Grainger パーシー・グレインジャー
Train Music (1900) 「列車の音楽」(1900)

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Vladimir Deschevov ウラディーミル・デシェヴォフ
Rails (Рельсы) (1926) 「線路」op. 16 (1926)

Arthur Honegger アルトゥール・オネゲル
Pacific 231 (1923) (piano duet)
「パシフィック231」作曲者によるピアノ連弾版 (1923)  (ピアノ連弾)

Tetsuro Hagiu 萩生哲郎
Music of Yokosuka Line - Sobu Line Rapid Service (2018, commissioned piece premiered) (piano duet)
「横須賀・総武快速線の音楽」(2018, 委嘱新作初演)  (ピアノ連弾)

Abram Chasins アブラム・チェイシンズ
Rush Hour in Hong Kong (1926)
「ラッシュアワー・イン・香港」(1926)

Billy Strayhorn (The Duke Ellington Orchestra)
ビリー・ストレイホーン(デューク・エリントン楽団)
Take The 'A' Train (1939) (arr: K. Goto)
「A列車で行こう」(1939) (編曲: 後藤國彦)

Masato Kouchi 小内將人
“Formative Piano-Study”  Cadenza〜by Graphic Notation and indeterminacy (2018, commissioned piece premiered)
「ピアノ造形計画」カデンツ 〜 図形と偶然性による (2018, 委嘱新作初演)
(ピアノソロ)

Heitor Villa-Lobos エイトル・ヴィラ=ロボス
The Little Train of the Brazilian Countryman (O Trenzinho do Caipira)(1930)
「カイピラの小列車」ピアノ編曲版 (1930)

 

 

機関車とピアノは似ている。ともに重く黒光りする近代工業製品で、その轟音と加速度が19世紀の人々を圧倒した。

線路と鍵盤も似ている。線路が延伸する限り、様々な車両が様々に走行・停止を繰り返す。鍵盤には白と黒の複線が敷かれ、そこには山と谷があり、様々なフレーズが様々に駆け巡る。

鉄道ピアノ音楽は鉄道とともに展開した。各地に鉄道が敷設された時、記念の曲が作られた。鉄道が博覧会の目玉となり、旅がブームになると、観光者の視点からも音楽が書かれ始めた。しかし何よりも、鉄道そのものの衝撃、野山を切り裂くレールの軌道、地響きを立てる物塊への驚嘆と畏怖が、ピアノ音楽の傑作を生み出した。

やがて重工業の巨大化が進むと、機械を機械として冷徹に捉える作品が増えてゆく。また、人々が鉄道に慣れるに従って、一定の余裕、独自の距離感を以って描写する作品も出現してきた。作曲者の文化圏による違いも表れやすくなってくる。

そしてその後は? 現在はどうか?

 

--- 私は永らく、鉄道を主題とする音楽作品を収集して参りました。
本公演は「鉄道ピアノ音楽」の歴史を俯瞰する試みです

 

 
  後藤國彦  
 

 

 

プロフィール:

後藤國彦 [ ピアノ・作曲 ]
1964年東京生まれ。米マサチューセッツ州大と英国立シェフィールド大学でピアノと作曲を学ぶ。また、上智大学国際関係法学科で国際政治学と政治思想を学んだ。作品に 'The Hunters in the Snow'(雪中の狩人)for  trumpet with slide, electric-guitar & piano (2002)、「『吾輩は猫である』 である」for vocal & piano (2007)、「心字池 (At Pond, Astray)」for solo flute (2009) 、モノオペラ「三四郎」(2011) などがある。鍵盤音楽の歴史を多様に解釈・演奏する「鍵盤音楽史」プロジェクト (2006-2014)、また川村龍俊氏と共に「目から耳へ - ピアノの朗読 + 詩の演奏」という会を、継続的に行っている。祖父が鉄道運行事業、父が鉄道車両製造に従事した。

萩生哲郎 [ピアノ連弾・作曲]
6歳よりピアノを始める。慶應義塾大学卒業。現在、音楽配信サービスの運営に従事する傍ら、ソロやアンサンブルで演奏活動を行う。2015年には、フィンランドおよびエストニアで開催された音楽祭でシベリウス作品の演奏を行った。また、幼い頃より鉄道に興味を持ち、日本国内の全鉄道路線の完全乗車を達成。最近では、都電荒川線を貸し切った音楽イベントを複数回主催した。

小内將人 [作曲]
1960年東京生まれ。小さい頃から鉄道少年であった。小中学校時代は鉄道写真を撮りまくり、鉄道模型にのめり込んだ。「電車の車掌」が人生最初のなりたい職業であった。明 治学院大学文学部フランス文学科卒業。何としたことか、在学中より独学で作曲を始める。 1983年フランス、ポワチエ夏期音楽大学に参加、パリ音楽院教授のM.メルレに対位法を学ぶ。1986年第2回ヴィオラ・ダ・ガンバ作曲コンクール第1位入賞。1994年より「新しい世代の芸術祭」を主催。多くの若手リサイタルや他ジャンルとのコラボレーションを企画する。室内楽、管弦楽、オペラ、合唱、古楽、雅楽などの様々な分野に作品多数。今作でついに念願の鉄道に回帰する。


 

両国門天ホール


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